amh検査を再確認!そこに隠れていた大きなリスクとは?

 

amhの検査で、数値の低さを指摘された…」「どうにかamh値を改善できないかな?」

amh値が低い場合、検査を受けた時に供給されている卵子の数が少ないことが予想されます。

供給される卵子の数を増やして、今度のamhの検査では数値を改善させたいですよね。

今回はamh値を改善させるためには何が必要なのかを紹介します。amhの検査を受ける意味をもう一度確認することで、改善に必要なことが見えてきました。

 

■どうしてamhの検査を受けることが大切なの?

amhの検査を受ける際に、どうして検査を受けるのかは説明を受けられたことと思います。もう一度確認してみましょう。

 

amhとは、アンチミューラリアルホルモンとのことです。

そのホルモンが血液中にどれくらい存在するのかを調べることで、検査時に供給されている卵子の数を調べられます。

amhの検査で分かるのは「治療に利用できる卵子の数。つまり、amh値が低くても、妊娠率には関係しません。

ではなぜamhの検査を受けるのでしょうか?

amh値の高低は年齢に関係ありません。若くてもamh値が低い人はいるのです。

しかしamh値が低ければ、数年後に妊活を行っても、治療に利用できる卵子の数が少なくなっている可能性があります。

 

amhの検査を受けることで不妊治療を後どのくらい続けることができそうか?推測する目安になります。

また、amhが0.0でも出産する方もいますから、数値が低くても関係ないとも言われますが、実際にはこの数値が低くなってからの治療に対する妊娠率、出産率は確実に落ちます。

つまり、その患者さんの治療の難易度は確実に上がってきます。卵の在庫とも称される通り、amhが低いことは良い事とは言えないのです。

また、年齢が20代なのにamhの検査の結果が0.1だったとすると、その患者さんは早期閉経という診断を受ける可能性が高いのです。

まだ若いのに卵巣年齢が45歳という診断結果からは、ここからの不妊治療は、通常の生殖医療の専門病院ではなく、早期閉経の方専門のドクターのいる病院になってしまうでしょう。

そういった医療機関での治療によって出産へ至る方というのは、本当に症例数が少ないので、厳しい治療になってしまうでしょう。

 

amhの数値が平均年齢に見る数値よりもかなり高い場合、卵の在庫がたくさんあるから良かったね!とはなりません。

その時点で反応している卵胞が多いという事は、多嚢胞性卵巣症候群であるか、あるいはそのような特徴を持った卵巣ということになります。

これは、何れにしても「質の良い卵」を排卵したり、体外受精なら採卵することが難しいタイプの方という範疇に入ってしまう可能性があるという事なのです。

この場合も、通常とは違った採卵へのアプローチが必要になるケースが多いのです。

こういった様々な卵巣機能での特徴を把握して、その方の体にあった不妊治療を選択していくことが求められるのです。

 

■amhが低い、あるいは高すぎる! どうしたらいいの?

amhを上げたり、下げたりする事は、現代医療ではできないと言われています。

ただ、毎周期ホルモン値を測っていくと、若干の上がり下がりの変動があるのです。

これは卵巣機能の変動によって、起こるものと思われますので、卵巣の活性が高い周期は数値が若干上がるのです。

そういった周期の方が、採卵においても良い卵が望めるのではないか?という期待もあるようです。

実は鍼灸をすると、ただ採卵、移植を繰り返している時よりも、若干なりとも数値が上がることが多いのうです。こういった方法を試してみたいという方には朗報でしょう。

 

逆にamhが高すぎる場合は、多嚢胞性卵巣症候群の症状か、あるいはこれと似たような特性を見せていることになります。卵胞が多すぎる分、一つ一つの卵の質が悪い傾向があるのです。

それは体外受精で採卵をすると…

一度の採卵で多くの卵胞が採れると同時に受精して凍結胚盤胞まで行けるのに、移植を何度繰り返してもその後着床しなかったり、流産を繰り返すばかりになってしまう傾向があるということです。

結果、治療代と時間ばかりが膨大になってしまうという厄介な状況を招きかねないというリスクがあるのです。

こういった、amhの数値の持つ意味をきちんと理解した上で、その治療法や病院を選び、あなたの体の弱てや特徴を理解した上で、それらを改善できる最良の治療を選択していただけたらと思います。