- update更新日:2019.03.15 folder未分類
「不妊治療をもっと効果的に行いたい!」「鍼灸って、排卵因子の場合にも効果的なのかな?」年齢が高くなればなるほど、自然妊娠の確率は低くなります。
何年も不妊治療を行っていると、どんどんなくなる時間とお金に、焦ってしまいますよね。そんな時に聞こえてきた、「鍼灸を受け始めたら妊娠したよ」の声。
鍼灸治療が本当に不妊治療に効果的なのか、気になりますよね。今回は不妊の3大原因の1つである排卵因子に、鍼灸治療は効果があるのかを紹介します。
■排卵因子って?
排卵因子とは、不妊の原因の中でも女性に関わるもので、
卵管因子、男性不因子と合わせて、不妊の3大原因だと言われています。
それほど排卵因子で不妊の状態になっている人がたくさんいらっしゃるのですね。
1ヶ月に1回、卵巣から卵管に卵子が放出されます。それを排卵といい、月経周期によって排卵日は異なります。
一般的な月経周期である28日周期の場合、次の月経予定日の約14日前が排卵日です。その排卵が何かしらの影響で正常に行われないと、排卵因子ということになります。
つまり、月経不順の方は排卵因子の可能性が高いということです。
なぜ排卵因子に陥ってしまうのでしょうか?
原因として
□ホルモンの分泌の問題から、排卵に何らかの障害が発生している。
□その周期の卵胞(卵の在庫や、卵巣年齢の問題)がない。
□卵胞の質が悪く遺残卵胞や多嚢胞性卵巣症候群などの因子などが見られる。
□主席卵胞が空砲だった。
□排卵を促すホルモンの分泌と、卵胞の成長が時期的にも噛み合っていない。
□環境が変わったことによる精神的ストレス
□短期間に行われた大幅な減量が挙げられます。
□その他
■排卵因子の場合にも、鍼灸治療は効果的なの?
ご自身が排卵因子の場合、排卵因子に効果的な治療だけを行って、できるだけ早く妊娠したい!そうお思いのことでしょう。
鍼灸治療は排卵因子にも効果があるのでしょうか?
排卵因子の原因は多岐にわたっているために、様々な検査などから、原因やそこからの治療法を試すことが必要になります。
その基本を押さえた上で、さらに自律神経や、臓器のホルモンバランスの乱れを東洋医学的にアプローチしてみたい方には有効な場合もあるでしょう。
まず、鍼灸治療は東洋医学の1つなので、体の不調の原因は「体の冷え」だと考えています。「冷えは万病の元」と、よく言われますよね。ホルモンバランスの乱れにも、体の冷えが関係しているのです。
血行が悪くなることで体が芯から冷えてしまい、ホルモンバランスの乱れに繋がります。
鍼灸治療なら鍼とお灸で血行を良くし、体の芯から冷えを取り除き、身体に備わっている自己治癒力を高めることで、ホルモンバランスを整えます。
排卵因子にも場合によっては効果が見込める鍼灸治療。気になった方は、渋谷区と港区のエルミタージュ鍼灸院にご相談くださいね。