「不妊を改善したい!」「どんな栄養を積極的に摂るべきなんだろう?」人の体は、食べたもので作られています。
不妊改善に効果のある栄養をしっかりとって、妊娠しやすい体作りをしていきたいですよね。
今回は不妊改善に効果が期待できる、エストロゲンと葉酸について紹介します。
■エストロゲンとは?
エストロゲンとは、初潮前から卵巣で分泌されていて、女性らしい体を作ってくれているホルモンです。
卵胞ホルモンとも呼ばれています。女性の初潮がエストロゲンの分泌量が増える12歳前後に起こることからも分かるように、
エストロゲンは月経、妊娠にも密接に関わっています。
40歳を過ぎると卵巣機能が低下し、エストロゲンの分泌量も減少していきます。
エストロゲンには卵子の成長を促進する働きもあります。
エストロゲンが不足すると月経周期が変わったり、卵子の成長が悪い低温期が長くなったりしてしまいます。
■葉酸とは?
葉酸は、緑黄色野菜や果物に多く含まれている栄養素です。
胎児の細胞分裂が盛んな妊娠初期。その時期に葉酸が不足していると、胎児が先天性の脳神経障害になるリスクが高まります。
しかし、妊娠に気づいた時点で、妊娠初期の期間が終わってしまっている可能性も高いですよね。そのため、妊娠を希望されている女性全員が、常日頃から積極的に摂取したい栄養素だと言えるでしょう。
■どの食べ物から摂取すればいいの?
サプリメントも販売されています。しかし、大切な赤ちゃんを育てていくお母さん。
簡単に摂取できるが故に過剰摂取が起こりやすいサプリメントから栄養をとることは、リスクでもあります。やはり自炊を行なって、新鮮な食べ物から摂取することがベストでしょう。
エストロゲンと同じ成分である植物性エストロゲンは、大豆に含まれています。
二杯飲むだけで一日の摂取目標をクリアできる豆乳なら、お手軽にエストロゲンが摂取できますね。
葉酸は、レバー、ほうれん草、ブロッコリー、枝豆に多く含まれています。
レバーはなかなか食べる機会がないかもしれませんが、お店で見つけた際には積極的にとるといいですね。ブロッコリーやほうれん草は栄養を逃さないために、スープに入れて丸々食べることがおすすめです。体も温まり、一石二鳥ですね!
今回は不妊を改善したい方にぜひとっていただきたい、エストロゲンと葉酸について紹介しました。食という日常的な行為においても不妊改善を意識されているあなたには、きっと良い未来が待っていることでしょう。
もし、不妊治療の効果をさらに高めたいとお考えなのであれば、鍼灸治療を取り入れることもお勧めします。食と鍼灸による体質改善で、不妊を改善しましょう!