不妊によい漢方/ヨモギ 

みなさんこんにちは! 不妊によい漢方…気になりますよね!

漢方薬は一般的な薬と違い、一見同じ症状であっても同じ薬が効くとは限りません。

漢方薬でも見立てを間違うと害にもなります。

なので、漢方薬を出してくれるお医者さんなら誰でもいいとは考えずに東洋医学の知識があり脈診や舌診などもしてキチンと証立てしあなたの体質にあった処方をしてくれる方を選んでくださいね。

今回は「よもぎ」にスポットを当ててみます!

様々な用途がありますが、

まず食材としての効用からご紹介しますね。

よもぎ 五味:苦、辛 五性:温 帰経:肝、脾、腎 梅雨によい食材で

瘀血タイプの体質の人に向いています。

体を温め、春先の冷えからくる痛み、腹痛、生理痛をとります。出血を止めるので虚弱体質の不正出血や血便、痔に。また血の巡りを良くするため肩こりや目の下のクマにも効果的です。

草餅、よもぎ茶などどこにでも生える生命力抜群のよもぎの健康効果は昔から親しまれてきました。
□よもぎのクロロフィル(葉緑素)はとくに良質で体に浸透しやすく、癌予防、抗酸化作用、血液の浄化作用、ダイオキシン・水銀・鉛などを取り除いてくれるデトックス効果
□コレステロールを下げる、殺菌消臭効果、新陳代謝を高め造血を促す、などの効能があります。
□クロロフィルは腸絨毛の細かい穴まで通り抜けられるため、不要物を吸着し排泄を助けてくれるんですね。
□鉄分豊富で貧血にも良く、カロテンが粘膜や皮膚を健康に保ちます。食物繊維で便秘解消も期待できます。

4〜5月の新芽の季節のよもぎは香り高く柔らかいのでおすすめです。

(マウスを用いた実験では食べる時は生よりも茹でてアク抜きした方が健康効果が高いという結果が出ています。)

ご自分で採集する場合は、よもぎに似た草に猛毒のトリカブトや花粉症の方も多いブタクサなどもありますので、よもぎ独特の香りと産毛をよく確かめてくださいね。

よもぎの底力を共に暮らして肌で感じたい!と、我が家にはよもぎがプランターに植えてあるのですが、4月から秋頃までは生命力抜群で新しい葉が沢山出て来ます。

刈り取って乾燥させ、お風呂に入れてもポカポカ温まっていいですね! 寒い時期は枯れたように見えますが、地下の根は生きていてまた春になると生えてくる多年草です。

 

●よもぎ蒸し

韓国で600年前からの伝統療法で、産後の肥立ちを助けるために始まったと言われています。

マントを着て穴の開いたイスに腰掛け、イスの下から上がってくる乾燥したよもぎや数種類の薬草を煮立てたスチームを浴びます。

おまたを温めることで骨盤内臓器が温まり、血流促進されます。有酸素運動の効果があり、骨盤まわりの筋肉も鍛えられます。

温めて汗をかくイメージが強いですが、実はよもぎ蒸しの一番の目的は薬草成分の粘膜・皮膚吸収です。

よもぎは安胎作用、女性疾患への適用、子宮卵巣の浄化作用があります。膣や肛門の粘膜は腕の皮膚と比べると数十倍の吸収力がありますので、成分を効率的に体に行き渡らせることができます。

子宮や膣が冷えて硬いと、内診などでも痛みや不快感が出やすいですし、不妊治療自体のストレスと緊張もほぐしてくれます。 以前よくおなかや腰にカイロを貼っていたのですが、質の違う温まり感がありますよ!

 

 

●お灸

お灸でつかう「もぐさ(艾)」は乾燥させたよもぎから出来ています。漢方で「艾葉ガイヨウ」と呼ばれるよもぎ。艾とは「病を止める」という意味があるそうです。
お灸をすえるとシネオールという精油成分が揮発し皮膚に、また煙の匂いにも含まれます。 シネオールはユーカリオイルの主成分でもあり、爽やかな香りはリラックスをもたらし、殺菌消毒、鎮痛鎮静効果があります。

鍼は気を動かし、灸は血を動かす」といい血(けつ)とは血そのものや女性疾患、器質的な病変、デキモノの類も指します。よもぎの血液浄化作用は折り紙つきのようです。

 

鍼灸の学生時代、よもぎを摘んで来てもぐさを作る実習がありました。干したよもぎをすり鉢にあてます。もぐさになる葉の裏の産毛部分と、茎や葉っぱの要らない部分をどんどん分離させ、出来上がるのはほんのわずか。そして数年寝かせた方が質が良く柔らかく染み透る熱を出せるようになります。

もぐさ作りも、良い卵を採るのも地道な下準備が必要なんですね。 でもせっかくなら、わいわい楽しくやっていきましょう♪