最近はプラス思考という言葉がもてはやされていますね。
確かに何か事あるごとにマイナスの要素を引っ張り出してきて、他人だけでなく、自分までも批判的にこき下ろすようなことをすれば、周りの人間だけでなく、自分も知らない間に傷ついて、自信を失っていってしまうでしょう。
その結果が良くない方向に向かいそうなのも、冷静になればわかりますよね。体も心も一緒だよと東洋医学では言いますが、心を傷つければいずれは体にも、それは及ぶというわけです。
他人に対する言葉遣いや態度がそうであれば、いずれは相手が傷ついて、あなたに同じ態度をとるようになるでしょう。そして、みんなが傷つけ合って、居心地のさぞかし悪い環境になるでしょう。
だからこそ物事はプラスに考えよう。そのためにプラスの言葉を使おう!
プラスの言葉を使って、自らや相手にも良い影響が出ることで、世の中が現在よりも少しでも良い世界になりますように。というのがプラス思考の原点ですね。
ただ今度回は、プラスのことだけを見ていても、それはバランスが良くない場合もあるというお話なのです。
つまり、あなたのプラスの性格は長所ともいいますが、長所は何も考えなくてもできている事なのです。
誰が見てもあなたには自然にそれができていて、皆なが素晴らしいと感じてくれる。あなたも気がついていない事かも知れませんし、だからこそ、放っておいてもその点はどんどん輝きを増して、プラスの出来事を運んできてくれます。
ところが反対にあなたの欠点となるとどうでしょう。
欠点も誰もが持っていて、気がつきにくいものですが、長い人生の中では痛い経験を何度となく重ねる事で、何と無く分かっていることが多いはずですね。
なのに、この欠点(短所)ウイークポイントは、何度痛い目にあっても懲りずに、ある一定の感情に振り回されては、出て来てしまいます。怒りや悲しみ、嫉妬、怠惰、恐れなどの感情ですね。
そうこれらの感情は、あなたが一番苦しい時を見計らって、積もりに積もったものが噴火するように爆発してしまうのです。
そしてその結果があなただけではなく、周りの協力者にまで及び、惨憺たる結果を残すのです。
欠点、短所、マイナス思考と言われるものの怖さはその影響にあって、せっかく持っているあなたの長所を覆い隠してしまうことさえあるのです。それでは元も子もありませんよね。
つまり、本当に不妊治療に成功するために、あるいはあなたの人生を成功に導くために必要なことは、あなた自身の欠点を、あなたが知ってコントロールすることです。
そのために一番大事なポイントは、欠点が現れた瞬間に対応することなんですね。
不妊治療でのその瞬間とは、治療の結果にがっかりして、全てを投げ出したくなった時ですね。
もし仮にあなたに赤ちゃんがいたとして、子育て中に全てを辞めてしまいたくなったらどうしますか?
赤ちゃんを捨てますか?
誰かにあげますか?
赤ちゃんに当たるのでしょうか?
言うことを聞かない子供が産まれたと神様を恨みますか?
赤ちゃんが生まれることにも、なかなか生まれなくて思った通りにならない事にも、良い暗示を得ようと、ちょっとだけ一息入れてみませんか?
一息入れられれば成功です。
とくにあなたが母親になってからではもう、やるかやらないかの2択ではないのです。
やるか?でなければ、やっぱりやる。の2択。
とにかく人生は一度きり。そこで一息入れても大丈夫です。
まだ母親になっていないあなた。あなたは本当に自分の命を削るように大変な子作りをするつもりですか?
今ならまだ止められますよ。
今ならまだ…ある意味、選択肢がある分だけ幸せなのかも知れません。