不妊治療を成功させるために、あなたは基本的なところを外していませんか?
もしあなたが不妊治療を始めた時に戻れるなら、実は何から始めれば、より効果的に子宝という成功に近づけるのか?についてお話ししています。
仕事をする際には、PDCAというやり方があります。これはプラン、ドゥ、チェック、アクションで表されていて、仕事を上手に進めるための方法なのです。
不妊治療にこのやり方を使ったら、迷いなく効果的に治療を行えるツールとして使えるのではないでしょうかというのが、今回のテーマです。
一番最初に、プランニングがあります。
まず目標を決めて、その目標を達成するためのプランを次に決めることが、物事の始まりというわけです。この辺りは違和感なく、あなたにも入ってくる内容なのではないでしょうか。
ただ、このプランニングは曲者なのです。
良いプランを立てるには、広い視野に立って、多くの知識と経験を総動員しなければならないのに…
人生で初めての不妊治療に取り組んでいるあなたが、これをやってのけるのは至難の技と言わなければなりません。
そのためプランを立てる間も無く、ネット上のブログなどを見て情報を入れたり、人伝に良い病院を聞いて見たり、知り合いの医師や医療関係者に紹介をお願いしてみたりするのです。あなたもそうではありませんか?
医師や医療関係者が、本当に公平で、あなたにとって有用な情報を持っているのか?
というと実際は、その人の属する医局や病院、出身大学や先輩後輩などの、限られた世界での情報に特化したものであったり、私見に偏ることが多いものです。
もっと広い視野から、あなたにあった治療法や病院を選ぶことの難しさが、そこにはあるのです。
これがネット上のブログになると、もっと厄介です。
情報量は多いのですが、書いているのは一般の人々ですから、医学的な知識はほとんどない中で、経験則と感情から書かれているものがほとんどです。
実際に体験した方にとっては真実なのですが…
それがあなたの体の状態や症状に当てはまるか?といえば、そうではない場合の方が圧倒的に多いことが想像できます。当たり前ですが、人の体は皆違うのです。
そんな多くの情報の中から、あなたの体にあった治療法や、病院を探すのは実際なかなか難しく…
ご存知の通り多くの不妊症で悩む患者さんは、何度も病院を変えることになるのです。
ですから、始めのプランニングは本当に大事なのです。ここがきちんと出来ないために、多くの患者さんが不妊治療の病院を適切に選ぶことができず…
転院を繰り返すことで、何年という多くの時間と、そのために使った多くのお金を有効に使えず、無駄にしてしまうことになるのです。
その時に一番痛いのは、時間が経つと卵巣は老化して機能が低下することで、質の良い卵を育める、大切なゴールデンタイムが失われることなのです。
なんとか始めの段階で、治療の良いプランニングをすることは、できないのでしょうか。