ファスティングとミトコンドリア!妊活とどういう関係?

 

ファスティングが妊活に良い、ということをよく聞きます。かと思えば良くない、という記事も目にしたります。一体どうなのでしょう???

そもそもファスティングをする目的とは何なのでしょうか。

まずファスティング(断食)は食を断つことで、消化器官がお休みできます。なので、普段から食べ過ぎ傾向がある方は臓器をおやすみさせることで、機能の回復を図ることができます。

ただ、胃酸過多傾向にある方は空腹時でも胃酸が出て、急に食を断つと胃が痛くなることがあります。その場合は少しづつ減食する期間が必要です。食を断つことで、消化器官を休め、普段は消化することにフル稼働だった消化器も、ここぞとばかりに体の大掃除を始めます。

 

私たちの日常の食生活を考えると、添加物、保存料、トランス脂肪酸、飼育に使われる抗生物質など、目に見えないものをたくさん摂取している可能性があります。原材料に表示されない場合もあります。

それらが一体どこに溜まると思いますか?そのほとんどが細胞膜に溜まるといわれています。細胞の70%は細胞膜ですから、細胞の大部分を占めると言っても過言ではありません。たまった添加物や老廃物をデトックスし、細胞の働きが活発になることで、活性酸素からの影響にも対処しやすくなります。

活性酸素は細胞を老化させ、機能を低下させます。ファスティングして、デトックスすることで、細胞をお掃除し活性酸素からも体を守ることができます。つまりは老化を予防することができるのです。

 

特に女性は子宮に毒素や老廃物が溜まりやすいので、お休み周期などを利用して、ファスティングすると良いですね。定期的にファスティングすることで体が綺麗になり細胞が活性化しますので、卵子の質をアップするには有効です。

ただし、ダイエットにはなりませんので、体重管理はやはり普段の食事を見直すことが必要ですね。またやりすぎも良くないですし、体質によっては向かない場合もあるので、必ず専門家に相談されることをお勧めします。

 

次は細胞の中にいるミトコンドリアに注目してみましょう。

ファスティングは食を断つということです。つまりは「飢餓状態」になるということですね。飢餓状態になるとどうなるかというと、サーチュイン遺伝子」という長寿遺伝子が活性化します。

サーチュイン遺伝子は体が飢餓状態になった時に、体の機能を維持するために、いつも以上に体を活性化して生命を維持しようと働きます。

そうすることで細胞内のミトコンドリアの働きも活性化し、その結果卵子の質が良くなる可能性が出てきます。

私たちの体の一つ一つの細胞の中には多数のミトコンドリアが存在しています。一つの細胞の中には数個〜数千個のミトコンドリアがいるそうですが、卵子は特に多く、なんと1個あたり10万個のミトコンドリアが存在するそうです。

それだけ卵子はエネルギーが必要ということですね。なんといっても命が生まれる元ですから、当然といえば当然です。ただし、やみくもにファスティングすれば良いかというと、そうではありません。

 

ファスティングが向かない方もいます。

例えば、痩せ型で体力がない方、AMHが低い方や、周期が安定しない方はファスティングすることで卵巣もお休みしてしまう可能性もあるので、注意が必要です。

ミトコンドリアを活性化させるには、ファスティングだけが有効なわけではなく、やはり日々繰り返す生活そのものが一番大事です。

水分がきちんと摂れているか、排泄はどうか、適度に体を動かしているか、などなどにも気を配りたいですね。

一発逆転的な方法が欲しいところですが、体づくりに関しては、コツコツと続けることが、最大の逆転劇を生むといったところでしょうか。

でも食べ過ぎは生殖能力を低下させますから、食べ過ぎの自覚がある方は、一度トライされると良いかもしれませんね。体をスッキリさせて心のモヤモヤも一緒に解消しましょう!!