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不妊治療は妊娠率が低いから、しない方が良い?

「不妊治療は、どんなに努力をしても、全ての人が赤ちゃんを授かるわけではないですよね」っていう人がいます。

これは確かにそうなのです。体外受精で実際に赤ちゃんが生まれる確率は,
日本では15%ですし、年齢による生殖医療での出産のパーセンテージは、43歳を越えると次第に0%へ近づいてゆきます。

ですから、不妊治療を本当に頑張ったとしても、年齢やAMH、卵巣機能の低い方や、何かの原因によって卵の質がよくない人など、赤ちゃんを授かる可能性が低い場合や不可能なことがあるのです。

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ただ、個々の場合について出産できるか出来ないかは、医者に聞いてもわかりませんし、どのくらいの確率なのかは一般的なデータをご覧いただく事しか方法はないでしょう。

その上、ある程度出産が可能と思える条件の方でも、体外受精をしたからといっても、採卵や移植は何回か行う必要はあるでしょうし、流産も経験するケースが多いのです。

そこまで知ったところで、体外受精などの不妊治療を試してみるかどうかは、あなたの気持ち次第ですし、いつが不妊治療のやめ時ですか?という問いにも、例えば、「採卵を何度トライしても採れなくなれば、さすがに誰の目にもかなり難しくなったことは分かります」と、お答えすることしか出来ません。

結局この不妊治療は始まりも終わりも、納得が行くまで情報を調べて、その概要を知って頂くことは必要ですが、その後の決断は全てがあなたの意思に委ねられているのです。

考えてみたら当然ですが、これはあなたの大切な人生を、あなた自身が創り上げるための治療であり、時間であり、機会の選択なのです。

でもここで、赤ちゃんを授かるパーセンテージが低い場合に、「不妊治療ってやる意味あるのでしょうか?」というご質問をされる方がいらっしゃいます。

意味があるか無いかは、あなたが決めなければいけないことですが、こういった時の比喩として、私達が助言させて頂いている例えがあります。

それは、もしこれが野球なら、3割3分打てば首位打者です。そんな選手でも3回に2回は、空振りや三振バッターアウトです。つまり一回の成功のためには、3回バッターボックスに入る必要があり、そのうち2回は失敗する必要があるのです。

失敗を絶対にしたく無いのなら、バッターボックスに入ることは出来ません。そこまでのトレーニングが大変で気乗りがしないのなら、野球自体が向いていないのかも知れません。

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やってみなければ分かりませんし、何度も失敗せずには、成功は得られないのです。考えてみたら人生の全てが、これで出来ているのかも知れませんね。