その他の症状でお悩みの方

不妊検査について4 その1

不妊治療の検査には、卵胞期、排卵期、黄体期、関係なく検査するものがあります。その検査には、基礎体温、子宮頸がん(月経中以外)、クラミジア検査(月経中以外)、甲状腺機能検査、抗精子抗体検査、AMH(抗ミュラー管ホルモン値)
テストステロン、CA125(子宮内膜症などの活性検査値、月経中以外)など

基礎体温

基礎体温を勧めるクリニックとそうでないクリニックがありますが、自分の体を知る一つの方法なので不妊治療のためだけではなく一度測って観察してみてはいかがでしょうか?

基礎体温の測り方

夜、寝る前に枕元に婦人体温計を準備して、朝、目が覚めたら寝たままの状態で測ります。婦人体温計の感温部を舌の裏側の付け根にあてて舌でおさえて口を閉じたままで、鼻呼吸で測ります。基礎体温は、高温期と低温期の差が0.3℃から0.5℃の間で変化するので普通の体温計ではなく専用の婦人体温計で、実測で測れるものを使用します。普通の体温計で測れるのは小数点1桁までですが、婦人体温計では少数点以下2桁まで測ることができます。

IMG_2182.jpg

基礎体温でわかること

1、 生理周期
2、 排卵しているか 
3、 妊娠しやすい時期
4、 次の生理が始まる時期
5、 妊娠しているか

子宮頸癌(月経中以外)
1年に1回は検査に行くようにしましょう。

検査方法

膣鏡を膣内に挿入して子宮頸部を観察しながらおりものの状態や炎症などを確認します。そして、ブラシやヘラなどで子宮頸部を優しくこすりながら細胞を採取します。ほとんどは痛みなく短時間で終わります。

子宮頸癌とは

子宮頸癌は発ガン性のHPV(ヒトパピローマウイルス)の感染によっておこる病気です。また、HPVは性交渉で感染することが知られているウイルスです。HPV感染そのものは珍しくはなく感染しても多くの場合症状のないうちにHPVが排除されると考えられています。HPVが排除されずに感染が続くと子宮頸癌の前癌病変や子宮頸癌が発症されると考えられます。唯一、ワクチンにより予防可能な癌で万が一子宮頸癌と診断されても初期であれば円錐切除術(子宮頸部の異常な組織だけ取り除く手術)によって子宮を温存しながら治療することができて妊娠できる可能性もあります。