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不妊を改善するために知っておきたい、不妊と鉄分不足の恐ろしい関係

「鉄不足になると、貧血になりやすい」
たくさんの方がこう思っていらっしゃるのではないでしょうか?

女性の多くは鉄分が不足しているともいわれています。鉄分が不足していると貧血になりやすいだけでなく、他にもさまざまな病気を引き起こす可能性があります。

特に、妊活中の方や不妊治療中の方にとって、鉄分はとても大切な栄養の一つです。
今回は、不妊と鉄分不足の関係についてご紹介します。

■鉄分の働き

鉄は人間の体に不可欠なミネラルの一つで、血液と深い関わりがあります。
私たちは、体内に取り入れた酸素でエネルギーを作り出して、毎日生活しています。 

鉄は、その酸素を運ぶヘモグロビンの一部となり、酸素を全身に運んでいます。
そのため、鉄分が不足すると、酸欠状態になります。

■鉄分が妊娠に大切な理由

鉄分は、血液と関係が深く、特に女性は毎月の月経があるため、鉄不足になりがちです。

鉄分は女性にとっての大切な栄養素であるだけでなく、おなかの中の赤ちゃんの成長には欠かせない栄養素でもあります。

妊娠すると鉄は優先的に赤ちゃんに運ばれるので、妊娠する前から鉄分をしっかりと蓄えておくことが必要です。

人間の体内には、3~4gの鉄がありますが、月経のある時期は1日に10.5ミリグラム、無い時期でも1日に6ミリグラムの鉄分の摂取が必要だともいわれます。

そして、妊娠してから出産まで、1日に15ミリグラムの鉄分を摂取する必要があります。

■鉄分不足が及ぼす影響

鉄分が不足すると、動機やめまいなどの貧血の症状だけでなく、肌荒れ、シミ、ニキビ、口内炎、さらには手足のむくみや肩こりなどの症状が出ます。

鉄がとても不足していると、赤ちゃんへ十分な酸素や鉄分を送り届けられなくなります。
その場合、赤ちゃんが発達するために必要な栄養が摂れず、胎児発育不全や早産を引き起こすことがあります。

軽度の鉄不足であれば、基本的に赤ちゃんに悪影響を与えることはありませんが、妊娠前から鉄分を蓄えておくことが大切です。

■鉄分不足を防ぐには?

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鉄分は、普段の食事で簡単に取り入れられます。

鉄分にはヘム鉄と非ヘム鉄の2種類があります。
ヘム鉄は肉や魚などの動物性食品に含まれており、非ヘム鉄は野菜や海藻類などの植物性食品に含まれています。

それぞれで吸収率が違い、ヘム鉄は10~20%、非ヘム鉄は1~6%と、ヘム鉄のほうが、吸収率が高くなっています。

鉄は、ひじきやレバー、赤身の肉やカツオやイワシ、マグロなどの魚、大豆などに多く含まれています。
簡単に手に入るので、日頃からぜひ取り入れたいですね。


妊娠するにあたって大切な、鉄分についてご紹介しました。
妊娠したいと思っている方、不妊治療中の方は、ぜひ日頃から鉄分の摂取を心がけてみてください。