その他の症状でお悩みの方

妊活で使うお薬 その2

前回は排卵を誘発、抑制するなどの薬の話をメインにしましたが、今回はそれだけではなく、子宮内膜などに働きかけるものなどの薬の話をしていきたいと思います。

今までの薬は間接的にアプローチをし、本来必要なものを増やしていくなどの薬が多かったのですが、今回は代替として直接的な薬が主になっています。


<エストロゲンを補うもの>

■プレマリン/ジュリナ/エストラーナ/エストロジェル

エストロゲンの分泌量の不足を補い、崩れたホルモンバランスを整えます。
卵胞を育てる働きや子宮内膜を厚くする働きを持っており、エストロゲンを補充して子宮の状態を改善する作用があります。また採卵後に、着床を促すために使用することもあります。

黄体ホルモン(プロゲステロン)と併用することで子宮内膜を着床しやすくするとともに、その後の妊娠継続を助ける働きをします。

IMG_1771.jpg

エストロゲン製剤とクロミッドなどの排卵誘発剤を併用することで、クロミッドの内膜を薄くしてしまうデメリットを補うことができます。

エストロゲン製剤の副作用としては、むくみや体重の増加などが挙げられています。

<プロゲステロンを補うもの>

■ルトラール/ディファストン/プロゲストン/ワンクリノン/ルティナス

プロゲステロンを補うお薬です。このプロゲステロン(黄体ホルモン)の働きが低下していると、内膜が厚くならないため着床しづらくなります。プロゲステロンの分泌や働きを補うことで受精卵が着床しやすい状態に子宮内膜を充実させ、着床後は妊娠の維持継続を補助する作用があります。

副作用としては、悪心・嘔吐・頭痛などがあります。