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不妊治療の相談室―うまくいかない原因は過不足かも

元気な赤ちゃんを産みたくて不妊治療をしているけど、なかなか効果が出ないとお悩みの方は多いのではないでしょうか。 お医者様に相談しても結果が出ないということはよくあります。
多くの方は、西洋医学の観点から不妊治療にアプローチされるかと思いますが、実は漢方や鍼灸のような東洋医学も不妊治療に効果があります。



そこで、ここでは東洋医学の観点から不妊の原因とは何なのかということをお話しします。 原因には大きく「必要なものが足りていない・不要なものが多い」ことと「気・血のめぐりが悪い」ことが挙げられますが、今回は過不足の方に着目します。

■原因1:腎虚

腎とは、「精」という生殖・成長・発育に関わる基本物質を蓄える臓器で、ホルモンバランスや生殖機能を整えてくれます。 腎に陰(水分やリンパ液、血液)が不足した状態(これを陰虚という)になると、月経周期が短い・月経量が少ない・頭痛・めまいなどの症状が現れます。
この陰虚は、ほてりがあり疲れやすい体質の方に多く見られます。



一方、腎に陽(体を温める気のエネルギー)が不足した状態(これを陽虚という)になると、月経が遅れ気味・月経血が薄く少ない・冷え性・腰痛・下肢の脱力感などの症状が現れます。 頑固な冷え性で疲れやすい体質の方に多く見られます。

■原因2:気血両虚

冷え性で下半身太り気味の方に多いタイプです。 「気」という生態エネルギーが不足すると、血液により全身に運ばれるエネルギーやホルモンを全身に運べなくなり、免疫力の低下を招きます。
元気のパワー不足が悪循環を引き起こし、冷えやすく倦怠感が付きまとうタイプです。



また、卵巣を育てるパワーも不足します。 他の症状としては、顔色に艶が無い・肌が乾燥しやすい・月経周期が早く月経量が少ない・月経血が淡紅でサラサラなどの症状が現れます。

■原因3:痰湿(たんしつ)

比較的体力があり、脂っこいものや甘い物が好きな肥満タイプの方に多く見られます。 体内では、水分や老廃物など余分なものが停滞しており、血液がサラサラ流れていない状態です。
症状としては、肥満気味になってきた・月経量が少ない・月経周期が長くなった・おりものが多く粘りっこい・肩こり・倦怠感がいつもあり体が重いなどが見られます。



鍼灸や漢方は東洋医学の力でこれらの過不足のバランスを取り、症状を改善します。 今回は「めぐりの悪さ」についてはお話ししませんでしたが、ご興味を持たれた方は、ぜひ一度調べてみてはいかがでしょうか?

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