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良い卵ができなくて困った時に...冷えを除く編 1

お腹や足、ふくらはぎが冷えるという女性は多いですね。鍼灸治療をうける女性の多くが、こういった症状を抱えていらっしゃるのではないでしょうか。若い時は、もしかすると今ほど、冷えを感じなかったかも知れません。

実際体の中で体温を上げるために熱を生産しているのは、筋肉や肝臓などの一部の臓器だったりするのですが、仕事に追われる生活で、多くの方が運動は不足がちでしょうから、筋肉も落ちていることが想像できますね。

筋力が落ちている状態では、筋肉と元々同じ組織から分化した内臓も、その影響をうける傾向は否めません。となると臓器が作る熱の効率も、落ちることが推測できます。臓器の元々の機能も若い時に比べれば、だんだん落ちるでしょうから、体の代謝や修復、機能、全ては年齢に応じて次第に低下する事は、どなたにも自覚があるでしょうし、理解しやすいと思います。

そんな状態で、血流だけが体の隅々にまで行き渡って、素晴らしい若若さを保っている。なんてことがあるでしょうか?体の機能からしたら、それこそ無駄ですよね。機能のレベルに応じて血流の効率も変化しているでしょう。

当然、命に関わるような重要な部位では、効率的に血液の交換が行われるでしょう。例えば脳などの血流が滞ると、あっという間に気を失ってしまうかもしれませんから、一瞬たりとも不足は許されません。

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体もなるべく楽をして、生命維持を優先しようとするでしょうから、あまり使われなくなった機能は、徐々に低下していきます。頭は使わなければ錆びますし、歩かない人は、気がつかないうちに体力、脚力が落ちていますから、遠出をしたりすると疲れやすくなっていることに驚くでしょう。

お腹の中でも下の方にある臓器といえば、膀胱、直腸、結腸、子宮、卵巣などが思い浮かびますね。重力が働くことで、ものはだんだん下に移動して行きますね。当然お腹の中でも、水分や重いもの、張りのない臓器は、上にある腸などの下垂に押されるようにして、次第に垂れ下るでしょう。

部分的に腹膜などに固定はされていても、そこは年齢があります。腹筋もなくなって、腹腔の下の方をキュッと締める力もゆるくなるし、骨盤底筋などもゆるくなって、下の方の締まりがなくなると、水分が体外に出やすくなってきます。膀胱や血管や臓器も仮がなく、ぺしゃっとして来て、組織は弾力を失って硬くなり、収縮性も無くなります。

続く