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ストレスがあると、不妊治療はうまくいかないの? その3

さて、ここまで来ると、やはりストレスがあると不妊治療はうまくいかないように思えてきます。だだ、辞書にあったストレスの定義の、最後の項目が気になります。

ストレス [2] 【stress】

精神緊張・心労・苦痛・寒冷・感染などごく普通にみられる刺激(ストレッサー)が原因で引き起こされる生体機能の変化。一般には,精神的・肉体的に負担となる刺激や状況をいう。 「 -を解消する」

強弱アクセントで,強めの部分。強勢。

物体に加えられる圧力。

外的圧力に対する弾性体内部の反発力。

三省堂 大辞林

そう、4番目に書いてある、外的圧力に対する弾性体内部の反発力。これは何でしょうか?

外からストレス(刺激)という圧力がかかると、それに対応して弾力的な反発力が起こると書いてありますね。やっぱり辞典というのは目の付け所が違いますね。大切なことを見逃していないようです。

ここが大きなポイントです。外から大きなストレス刺激が加わったと時に、それが体や心の変調となって現れてしまう。それそのものがストレスですよと言うと同時に、その後に弾力的に、心や体の内部から起こる反発力が、プラスにもマイナスにも起こることを示唆しているのですね。

そこが、その後の結果を分ける分岐点になり得る。そんなことを想起させます。
マイナスの反発力とは、仕事や治療を辞めたり、休んでしまい、治療自体も最終的には結果が出なかったというストーリーでしょう。

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また逆に、プラスの反発力とは、仮に治療や仕事を休んでしまったとしても、あるいは仕事自体は辞めてしまったとしても、あるいは仕事も治療もやりきって、最終的には赤ちゃんを得ることに成功した。そんなストーリーになるのでしょう。

ストレスという意味の中に、プラスとマイナス両方に働く、起爆剤としての刺激という意味が隠れているのです。つまり、ストレスをどう捉え、利用するか?そのマインドや行動の違いが、結果を作るということで、ストレスは悪いだけのものという概念の中には収まらないのです。

考えてみると、こういったことは全ての人の人生にも当てはまることですね。いつ世にもあって、誰にもその時々の判断と行動によって、良いものにも悪いものにもなる。であれば、ストレスという刺激を、マイナスのインパクトからプラスのパワーに変える、体内の弾力性の発見と発動に使えないでしょうか。

それができれば、もっと多くの方がこの治療を成功に導くために、ストレスという、ちょっと扱いづらい、見たところマイナスのパワーを、プラスの味方に変えて、自分自身の可能性を広げる手段にできると思うのです。難しいけど、あらゆる人の人生のポイントに、なり得るのではないでしょうか。

あなたの人生にもストレスをうまく活用して、あなた自身の成長と可能性の、さらなる広がりに、生かしていただけたらと心から思うのです。結果、ストレスがあると治療がうまくいかないのではなく、ストレスをプラスに生かせれば、治療の結果にも良いパワーを得られることもある。そういう風にストレスとは、上手にお付き合いをして頂きたいと思うのです。