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鍼灸は、妊婦さんにもいい。

不妊治療を頑張って、体外受精で採卵、移植を繰り返しながらも、最終的に赤ちゃんに恵まれた患者さん。その多くが、着床、妊娠からも鍼灸治療に通われます。実際のところ妊娠判定が出ても、8〜9週目に流産になってしまう事が非常に多いので、そこを過ぎて12週、15週と、この区切りを迎えないと、まだまだ安心できないということもあるでしょう。

とは言え、15週で安定入ると、このあたりから気持ち的に安心感が出て来ます。だいたい患者さん自身の中に「これは、産めそう♡」そんな自信というか安心感というか、確信的な直感が出て来るものです。

病院でもエコーを見れば、自分の赤ちゃんが画像の中で、ぴょこぴょこ動いていますし、心拍も血流も、胎動も、動きが元気に見えるものですから、やはり患者さんを勇気付けるのだと思います。

9週で、生殖医療の専門病院は、概ね卒業になりますので、その後の出産のための病院にも、紹介状をもらって通い始めます。だいたい1ヶ月に一回ほどの通院で、お腹の胎児の成長を見守りながら、出産に向けてのリスクを回避するための検査や診断、準備、教育などがおこなわれてゆきます。

その間に鍼灸にも通っていただく事で、つわりを軽減する目的や、お腹の胎児が元気なのか心配なので、お話をしながら脈診で診てみたり、エコーで血流の様子を見てみたりしながら、今までの辛い不妊治療とはうって変わって、楽しい癒しの時間を過ごしていきます。

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凝ったり、疲れた体を癒したり、そのほかの妊婦さんや患者さんの情報を得たりしていただく過程で、ご自身の不安感を取り除いて頂きながら、良い子に育ちますように、安産で生まれますように。安心して出産に望めますようにという母心も育まれるようです。

何かあればその兆候を早めに知って、すぐに病院で対処できよう。逆子だったり、胎児がおとなしければ、冷えや、血流のバランスを解消して、ご自身も、赤ちゃんも健康で過ごせるよう、そんな思いで皆さん通われるようですね。この時期の鍼灸治療は、穏やかで明るく、笑いと喜びに満ちた雰囲気が、院内に充満します。幸せが患者さんから溢れている感じですね。

実際に鍼灸を妊娠中に受けている方は、安産で元気な子が生まれる事が多いのですが、この先も一人一人の出産には、その時にならないと分からない、驚きのストーリーが生まれるものなのです。(笑)