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針を刺したら、何で子宮、卵巣の血流が増えるの?

鍼灸をするとどうして体が温まったり、痛みがとれたり、いろいろな病気が治ったり、自律神経のバランスが取れたり、子宮、卵巣が元気になるの?

そうですね、考えてみたら不思議ですよね。ですから、当然そんなことはブラシーボだ!科学的な根拠はどこにある?臨床データ(エビデンス)がないじゃないか!といった声を上げる人はいつの世にもいるのです。

実は鍼灸師にも、その力を科学的に証明することはできていません。ただ、不妊鍼灸で言えばエビデンスがあります。そして何より、事実として高度生殖医療を長年続けてきたのに妊娠、出産できなかった方が、出産できたという声がネット上にも不思議なくらい多くあります。

当然私たちの鍼灸治療でも多くの出産という実績を持っています。現実として、可愛い赤ちゃんがたくさん生まれているのです。ただ確かに、手を尽くしたけど妊娠、出産にいたらない方もいらっしゃいます。

ポイントになるのは、年齢が高いことと、AMHが低くなってきていることでしょう。要するに年齢が38歳を超えてくると急激に卵巣機能も老化してきて、だんだん産めるレベルの質を持った卵を排卵するところまで、もっていく事ができなくなるというところでしょう。

鍼灸をツボに施すと、子宮、卵巣周りの血流が増すことは、鍼灸施術の前とその後を、エコーを使って見てみると、その多くの場合に副交感神経の働きが強くなり、腹部の血流自体が増してくる事が多いのです。

また、特定のツボを使用すると、みるみる血流が増してくる様子を観察することもできます。子宮や卵巣とは、全く離れたツボへの刺激で血流が増してくる様子は、刺激が神経系を伝わって伝達し、関連する神経系への作用として起こるものと解釈しています。

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何れにしても、この辺りの鍼灸での刺激法は、古来より連綿と引き継がれてきたものなので、私たちはあまりにも当然のこととして治療をおこなっていますし、高度生殖医療と並行して不妊鍼灸治療を行う方が多いので、毎周期のホルモン値の変化をみれば、効果は数字に現れてきます。

なぜそうなるのか?よりもやはり改善しているという事実が、誰の目にもハッキリわかる事で鍼灸の力を表してくれるので、データは正直で便利だなと思いますね。